日刊私的フットボールNews

個人的に気になるサッカーニュースを自分なりに味付けしてお届け。お好みでない場合はご容赦を。

粕谷秀樹氏がソワソワするほどの今のユナイテッド。今後の展望は・・・?

何の話かご存じない方は、前のエントリーを是非^^こういう抽選会ってUEFA陰謀論がまことしやかに語られますが、このかたも毎年、言及してますもんね。ここまで移籍予測が全く当たらない状況でしたがこれで面目躍如やね、粕谷さん。今日は粕谷さんごひいきのチームの現状と展望を。

 

 

粕谷氏もソワソワ?

 

その粕谷さんは、グループCのプラティニ陰謀論(?)を的中させて、気分良かったのか、グループステージの展望をツイート。この人のごひいきチームは言わずもがなグループAのあのチームなわけですが・・・。

 

 

不安視している・・・。

 

客観的に見て、ユナイテッドが2位以内に入れないという確率はかなり低そうです。でも、不安になるのがファン心理なのかな?とも思います。バルサのようにポット2でミランを引き当てたとかそういうわけでもないのに、心配しちゃうという…。

ただ、考えてみれば、CLという長丁場を戦い抜くというシーズンをまだ経験していない監督が率いるわけですからそのあたりを心配するのは当然ですし、主力が年を重ねているのに新戦力がまだ入ってこないのも不安要素ではあると思います。

 

 

ここに来てやはりフェライニ獲得か。

ほとんど移籍が実現していない今夏のユナイテッドも遂に有力な移籍候補がいるようです。と、煽ってみるものの、その選手とはやはりというべきかのフェライニモイーズが引っ張ってこられるとすれば、やっぱり古巣からしかないよな、という納得の帰結。

 


ベルギー 4-2 アメリカ!ハイライト 2013 5 29 フェライニ ゴール! - YouTube

フェライニのゴールは1分42秒頃。ヘディングで豪快に決めています。

 

フェライニは一言で言えば攻撃的なポジションならどこでもできる選手。強靭なフィジカルで攻守にわたってチームを支えています。ベルギー代表では、ルカク、アザール、デ・ブライネの3トップの下で中盤をやったりもします。監督からすれば便利な選手であり、守備でも頼りになる選手。この選手が入って来て、一番割を食うのは・・・もちろん香川!開幕2試合で出番のない香川ですが、ますます窮地に立たされそうです。

 

 

香川のストロングポイントがユナイテッドには合わない?

香川の長所と言えば、クイックネスとゴール近くでの決定的仕事の成功率と言えると思うのですが、モイーズはトップ下やサイドハーフにそこを1番には求めていないように思います。やはりこのチームは今年も「ロビン・ファンペルシーのチーム」。彼をどう生かすかがチームの至上命題であるとした場合、香川がどれだけ必要な選手なのかという疑問を抱かざるを得ません(もし、これが周りも自分も活かすサッカーのできるルーニー中心のサッカーを目指すのならば、話は違うんですけれど)。香川にはアトレティコ・マドリーが狙って来てるというニュースも出てきました。全く試合に出ない、干された選手と言うわけではないでしょうが、このままだとターンオーバー専用選手になる可能性が今のところ高そうです。

 

 

ユナイテッドの「ソワソワ」はセンターハーフ

さて、香川個人の現状は、日本人を「ソワソワ」させる話題ですが、ここで本題のユナイテッドについて。フェライニを獲得できたとして、どこで起用するかという話になりますが、そこはモイーズのここまでの采配を見ているとセンターハーフのような気がします。

モイーズセンターハーフの1stチョイスはキャリックとクレバリー。これは決まりです。ところが、その控えが・・・いないような気がします。ギグスはここまでサイドでばかり使われていますし、アンデルソンモイーズからトップ下の控えとして見られているような気がします。一時、セスクの獲得を狙っていたように、センターハーフを欲しがっているのは間違いありません。ここの問題をクリアできれば、ファンやチーム内部の「ソワソワ」はある程度解決できそうです。モイーズは愛弟子にそのタスクを担わせるのかなと僕は思ってます(とはいえ、移籍が実現するかは現時点で不透明です)。

 

 

ルーニーの残留はほぼ決まり?

チェルシー戦後に動きがあると思われていたルーニーの移籍騒動も、どうやら残留という形で決着がつきそうです。そもそもユナイテッドを不安視していた声の1つとしてルーニーの移籍があったわけですから、そこが解決すればユナイテッドにとってはかなりの明るい材料です。今までさんざん書いてきたトップ下やセンターハーフ、さらにはトップもサイドもできる万能な選手が一人いるかいないかではクオリティに差が出ると思います。

 

 

 

前節チェルシー戦のルーニーのファイトあふれるプレイ。こういうプレイがイングランドでは好かれますよね。ルーニーはもうしばらくオールド・トラッフォードでプレイしそうですね。

 

揺るぎない強さを誇ったファーガソン前政権から変わった時点で、「どうなの?」という目線で見られるのは仕方のない、今年のマンチェスター・ユナイテッド。加えて新戦力の加入の遅れ、ルーニーの移籍騒動などがあり、例年以上にファンを心配させてしまっているようです。しかし、ここに来て解決する方向に向かっている懸案もあるようですし、なんとかうまくやっていくのでは?と僕は思います。モイーズの采配はまだまだこれから見守っていく必要はあると思いますが…。