イローリのイングランド代表入りという謎報道とファーディナンドの心配について
マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンド選手は次のようなことを心配しています。
「この前のニューカッスル対マンチェスター・シティを見てほしい。イングランドの選手は22人のスターターのうち3人だった。不名誉なことだ」
いや、まあベンゲルさんのチームは昔からそんな感じでしたよ…。
出典はGoal.com
「最低で何人はイングランド人選手を起用しなければいけない、といった制限があるべきだと思う。イングランド人選手で自分のクラブでプレーできていない選手もいるけど、僕たちはワールドカップに出場して、うまくやることを望んでいる」
http://www.goal.com/jp/news/74/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/2013/09/09/4247747/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%89%E5%A4%96%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%81%AE%E5%88%B6%E9%99%90%E3%82%92%E5%B8%8C%E6%9C%9B
プレミアリーグでプレーするイングランド人が少なくなると自国代表が弱くなってしまうのでは?というファーディナンドの危惧。
実際、どのくらいのイングランドの選手が厳しい状況なのかと思って、記事を漁ってたらこういうのがありました。
これまた出典はGoal.com
イングランド人の父とポルトガル人の母を持ち、ロンドンで生まれた後ポルトガルへ移ったイロリには、イングランド代表への選出の資格もある。ポルトガルではU-20など各年代の代表チームでプレーしているが、A代表の経験はなく、今後イングランドを選ぶことは可能だ。
http://www.goal.com/jp/news/74/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/2013/09/04/4236599/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%8A%A0%E5%85%A5%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%82%82
先月末、移籍期間ギリギリでスポルティング・リスボンからリバプールへと移籍したイローリ。その期待度の高さゆえの記事だと思うんですが、この記事の最後に気になるデータが紹介されてました。
先週末のプレミアリーグで先発出場した198名の選手のうち、イングランド人選手は3分の1以下の65名に過ぎず、代表チームの招集対象となる選手の不足が叫ばれている。
スタメン出場選手198人のうち、65人しか自国選手がいないリーグ!
これはJリーグに置き換えると違和感がすごいですね…。Jリーグの試合見に行ったら、日本人選手が3、4人しか出ていないという状況を面白いと感じられるかどうか。アーセナルは別次元のチームだからとか思っていましたが、プレミアリーグ全体で異常な状態となっているのかもしれません。だから、イローリみたいな話になっていくんだなと納得しました。
自国選手が少なくなったことを魅力減と感じてしまうのか、時代の流れと受け止めてしまうのか、現地サポのこれからの反応次第でプレミアの隆盛に待ったがかかるかもしれません。日本のJリーグも大いに参考にしたいところです。