ドイツが2020年ユーロ開催をトルコに譲る！【親切と思いきや】

ドイツは、トルコのイスタンブールがオリンピック招致で敗北してしまった場合、2020年に行われるユーロ（欧州選手権）の開催地をトルコに譲ることを約束していたとのこと。なんて優しいんだ、ドイツ！

 ソースは日刊スポーツ。

イスタンブールの五輪開催地敗退が、思わぬところに飛び火した。ドイツサッカー連盟は、今回の五輪開催都市投票の前に、トルコが開催都市に選ばれなかった場合、２０年サッカーの欧州選手権開催都市をトルコと争うことを辞退すると発表していた。イスタンブールが敗れたため、ドイツは立候補を取りやめることになった。

http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/p-sc-tp3-20130909-1186351.html

でも、実はこの記事には続きがあって・・・。

一方、２２年冬季五輪開催に立候補しているミュンヘンは、東京開催を吉報と受け取った。ウーデ市長は「２０年夏季大会をアジアで行うというＩＯＣの決断は、２２年冬季五輪の広報活動に大きなチャンスを与えてくれる」と話した。

つまり、冬季五輪がもらえそうだからユーロは要らんよ！ということか！？

まあ、そこまで悪どい発想ではないのかもしれませんが、ミュンヘンがチャンスだから、そっちに集中したいというのはあるかもしれませんよね。IOCは委員長がヨーロッパの人になったから開催地もヨーロッパにしたらいかんなあとか妙なバランスが働くところだから、「２０２０年の夏季大会がアジアなら、その後はヨーロッパで」というのはありえそう。移民が多く、関係の深いトルコにここで恩を売っておくのは悪いことでないし。

なかなか強かだな、ドイツ！