香川不在のユナイテッドはリバプールに敗戦!
イングランド・プレミアリーグ 第3節
(得点:スターリッジ)
香川のベンチ外で多くの日本人がガッカリした中、行われたビッグマッチです。ユナイテッドは先週のチェルシー戦に続いての強豪との試合でしたが残念な結果に。一方で、リバプールはこれで開幕3連勝!近年にない開幕ダッシュに成功してます。
リバプールはホーム・アンフィールドの熱い応援を背にユナイテッドを倒そうとする意志を感じました。スターリッジは3試合連続のゴール。色々な形でゴールをとってますからね、調子いいです。スアレスが帰って来ても使われそうですね。今年、ブレイクしそうな選手です。リードした流れもあり、後半は特に守備の時間が長かったですが、よく集中していました。特にグレン・ジョンソンはケガで交代するまで出色のデキでしたね。ケガが本当に惜しまれる。リバプールの課題は、控え層が少し頼りないこと。今日はスターリング、ルイス=アルベルト、ウィズダムといずれも若手やリーグ経験の少ない選手の交代となってしまい、このビッグマッチの雰囲気に入れていないなあという選手もいました。しかし、中継で少しスタンド観戦している選手の姿が映っていましたが、新戦力(イローリやモーゼス)も新たに加入するようですし、時間とともに解決していくのかもしれません。
敗戦したユナイテッドは、さすがのチャンピオン・チームらしい誇りある闘いをしていたとは思いますが、打開策がないままでした。近年よく言われていますが、個人の絶対能力やチームとしての前への推進力だけでは限界があるということ。ヨーロッパの舞台でも近年成績が出ていないのはそういうところだろうと言われています。この試合もボールは保持していてもチームとしての崩しはほとんどなく、ファンペルシーなどはイライラしてて昔の悪童の頃に戻ったような振る舞いをしている場面もありました。そこで香川でしょうとやっぱり思うし、ルーニーが絶対に必要なチームなんだなと感じてしまったこの試合でした。
これでユナイテッドは1勝1敗1分け。全然焦るようなことはないですが、過去2年とは違う、マンチェスター勢2チームだけの優勝争いにはならなそうということをモイーズたちは覚悟しないといけません。そして、そのライバルに名乗りを上げる勝利をしたリバプールはこれからも面白いサッカーを見せてくれそうです。